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チケットを握りしめて

元アンチが3rdテニミュドハマりして今に至ります

1月と2月のはなし

 気づけば3月になっていたにも関わらず、きのうは雪が降りうっすらと積もっています。折角あったかくなってきたのにと思う反面、花粉で悩ましい季節でもあるので大好きな冬がすこしでも続くのはちょっぴりうれしい気持ちもあります。3月は、油断したころに雪がどばっと振ることが多いので今年はどうなるのかとドキドキしています。

 

 1月と2月は、田中さんのバースデーイベントに参加させていただいたり、六角大千秋楽を観に行ったり、今年もバレンタインチョコを贈ったり、大阪まで縦断イベントに行っていました。大阪は時間の関係で前日入りしたのですが、海遊館に行ったりずっと憧れていた神戸インクを入手したり、とても楽しく過ごしていました。なかなか大阪に行けないことを思うと、もう少しインクが欲しかったなあと思います。色の一覧をいただいたけれど、どこを見てもかわいい。どの色もかわいいのですが、ずっと欲しかったお色を購入できてほくほくです。やっぱりインクが好きだなあとしみじみ。次はうさぎやさんのインクが欲しいです。新色がたまらぬかわいさ! タコかわいい! あとタミヤ多めにあるので、インク交換とかしたいなあ。


 六角公演、初日からしばらく経っても数分間の間であろうバレエの棒に悩まされ、自分なりに考えがまとまらないまま大千秋楽を迎えてしまいました。傍からみれば、たった数分、それも演技をしている人ではなくセットになぜそこまで?と思われるかと思うのですが、たった数分でもわたしはあのセットが苦手でした。どうしても、どうしても。なぜこんなにそこに固執するのか、というのはわたし自身思う点でもありますが、ダンスだけなら「表現」として捉えられるし前公演ではキャラクターの持つ「強さ」そして「うつくしさ」を「表現」するために取り入れたと考えていました。実際役者さんの動きは指の先までうつくしくて、こんな風にキャラクターを表現する方法があるんだ!と心躍っていました。今回ももちろんその表現の延長だと考えるのですが、どうしてもあの棒で考えがつっかえてしまい苦手になって劇場へ行くという選択をしなくなりました。やっと自分がすきだと思えるものが増えたのに、わざわざそれを壊すかのように自ら足を運ぶ行為はしたくなかったのです。
 しかしこれはわたし個人の感想であり、あのシーンがだいすきでたまらない!という方が多くいるのだと思います。わたしもそう思いたかったし、こころから全部をすきだと言いたいし、言えないことへのもやもやもあります。でもこれは「解釈違い」なんていう言葉ではないのです。そもそも解釈なんて便利な言葉をつい使ってしまいがちですが、実際は「わたしのなかでは」ということが正しいと自分で感じています。だからわたしのなかでは、あの表現をどうしても咀嚼しきれなかったのだと思います。その可能性がある、という可能性を否定するわけではなくただ自分のなかで受け入れる余裕がなかっただけかなと思います。次に劇場に行くときは心に余裕をもって、ちゃんと考えたいです。*1

 

 そして、今年もやってきました、バレンタイン。
 今年も宛名に先生のお名前と、跡部さま*2のお名前と、リョーマくんのお名前を書きました。跡部さま宛のチョコは、以前から決めていたメッサージュ・ド・ローズにしました。このチョコは観月さん宛に贈る方もいらっしゃって、やはり好きなお花を贈りたい気持ちってすごくわかるのでわかる……と思いながらツイッターを見ていました。先生とリョーマくんもそれぞれ以前からこれがいいな~と思っていたものを贈れたので、ささやかですが今年も気持ちを贈れたのかなと思います。インクや便箋も全部変えてお手紙を書いたときに、すごくどきどきしてしまってバレンタインって幸せだなあと思えたのです。実際に会って渡す人よりどきどきしてしまったから、すきって思える人が世界問わずいるって幸せだなあと思いました。宛名を書く時間が一番どきどきしてしまった。
 さてそのバレンタイン。何がすごいって先生が、チョコの行方を明かしたことかなと思いました。夢を壊さず、ちゃんとみんなの思いは届いているよって肯定してくださるあたたかな投稿に、先生をこれ以上どう好きになればいいのかと。食品を贈ってしまうこと、自己満足であるという自覚があるため申し訳ない気持ちがどこかにあったから、すごくほっとして安心のあまりうるっときました。
 バレンタインにすきだと思える人に、ありがとうとか、すきですって伝えられる、贈れることってとっても幸せだし、それを万全の体制で受け入れてくださる先生側のおかげで成り立つイベントで本当にただただ感謝でいっぱいです。来年もきっと数か月前からそわそわして、どのチョコがいいかなと探すのだと思います。来年も今年仕入れたインクと便箋が活躍することを願っています。
 
 あと!チアステ配信、遅くなりましたがおめでとうございます!
 携帯で見れることにより、いつでもどこでも手軽に見れる環境に感謝でいっぱいです。すごいよね、自分がすきだなあと思える作品が携帯で手軽に見れるって。思わず感動しました。チアステ片手に大阪への半日かけた移動を行いました。ここのシーンがすき!とか、ここがすてき!という場所はきっとDVDでより見れると思うので発売をこころから楽しみにしたいと思います。応援を直接できる舞台って、すごく楽しい!
 チアステは、宣伝やSNSの使い方がすてきだなと思う舞台でした。またみたいと何度も思える面白さを持つ作品と、役者さんの演技と、すてきな宣伝のおかげで山奥とアイアの往復はしあわせだったと振り返ります。夢からはっとさめるのではなく、あたたかいお湯に浸かっているような気分がずっと長続きするような、そんなぽやっとした気分で帰れました。ほんとうに楽しかったです。しあわせな公演期間でした。

 

 それと、仲良くしてくださっている方々から「TRUMP」「LILIUM」をはじめDステ関連などいろいろな映像を貸していただきました。一番ツボで、購入もした「LILIUM」がほんとうにほんとうに素敵でした。LILIUMのはなししたいけれど、そのまま書いたらネタバレになっちゃうからブログとは別に書いてリンクなどすれば大丈夫かなと考えています。でもLILIUMがツボなのは、TRUMPあってこそだと思うと観る順番をさりげなく誘導してくださったことに感謝しかないです。あのハッとする感じ、大好きです。アイドルを今まで知らずに生きてきたのを後悔するくらいみんなかわいくて、うつくしくて、すてきで、最近CDを借りたりしています。生でみてみたい。

 

 さて、いま楽しみにしている「きみはいい人、チャーリーブラウン」の宣伝もとっても可愛らしくてすてきです。お写真にはるスタンプもかわいらしい。初日とっても楽しみです。それまで、原作をもっともっとたくさん読んでおきます。
 あとミュージアム! とても行きたいので、近々行けたらいいな。そろそろ美術館とか、カキモリにまた行きたいです。オーダーのわくわく感をまた味わいたい!

 

 あと、このブログを一時的に閉鎖したり、検索除け機能に気づきやってみましたがちゃんと避けられているのかなあと不安さもあります。俳優さん自身を応援したいと思うようになって、応援する楽しさを知ると同時に自分が今までいかにめちゃくちゃな文字を書き連ねたかと思うと恥ずかしくて、勝手に申し訳なくてたまらなくなってしまいました。検索除けでもダメなら今年度できりよくやめようかなと思いつつ、ブログって自分の考えを改めて文字にできるからこそ楽しいなと思います。次はインクのこと書きたいなあとか思ったり、自由にまたかけたらいいなと思います。おわり。

*1:そもそも観るのに考える必要があるのか、というはなしもあるけれど、つい考えてしまうのです

*2:時と場合によって「様」と「さん」付けしますが、今回は様

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。

 2016年から17年になるあいだ、わたしは真っ暗な冬の夜の海に行ってきました。去年のうちにチアの感想を書いていたのですが、さいごまで書けていなくてアップしていませんでした。去年で1番楽しかったので、いつも以上にだらだらと書いてしまうのです。本当に楽しかったですチア!

 

 去年は1月15日のリンカネが年明け最初の舞台で、12月22日の六角公演が舞台納めでした。今年は舞台のチケットが遠い先しかなくて、どうせなら誕生日に観劇しようかなと思って誕生日のチケットをとろうと思っているところです。こういうたのしみが増えたのもテニミュがきっかけですが、こうしていろいろと観てみたいなと思えることがうれしいです。楽しいと思えることが増えるって、とてもしあわせだと思います。
 たしか去年の年明けテニミュでは、きらきらげんきぴょんぴょん等の発言が話題になりましたね。わたしも今年と来年は年越しと年明けをテニミュでしたいです。そのころはどことの試合かなあとか思ったり、きっと9代目が強くなっているのだろうなあと思うとなかなか思うところがあります。テニミュでの強さとはいろいろなものが含まれていると思うのですが*1初日に見た新雪のような印象を、次見るときにはまた変えてくれるのかなと思います。とても楽しみです。

 

 年初めのブログなので、去年のことをざっと書いてみようと思います。

 

 思えば山吹、チームライブ、ドリライ氷帝、六角とテニミュに行くことが多く1つ1つの思い出がたくさんあります。PPというものをはじめて体験したのですが、初日でもうむりってなったのも今となっては思い出です。1つのボタンならなかなかロマンチックかもしれませんが、手元に大量のボタンがあると丸々毟り取ったように見えますね。いつもの公演や卒業、お披露目も、それぞれ泣いてばかりだったにも関わらずいつもお会いしてくださる方々は笑ってお話しをされるので、とても有難かったです。本当に去年はたいへんお世話になりました。
 またチケットに関しては様々なご縁があり、特に氷帝公演ではそれに対し深く感謝をしております。本当にチケット関係はまさにご縁だと思っておりますので、今年も縁に恵まれた1年になりますようにと早速お参りをしました。欲張りなので、今年1年健康で過ごしたいともお願いしたのですが、早速風邪をひいています。
 山吹公演は今思えば恥ずかしいのですが、いろいろ思うこと*2があってぶつくさと言うあたり頭の固いオタクなんだなあと思います。原作とテニミュは違うと思いつつ、やはり原作がすきだからなあとあの時様々なことを思いいろいろな方とお話しさせていただきました。原作での山吹戦はすごく身内的な意味で思い入れがとても深くて、その人が幼いころにテニスの王子様と出会っていなければテニスをはじめなかったと思っています。亜久津に憧れてテニスをして、本当に全国の舞台へいき今もテニスと生きている人が身近におりまして*3、それをしみじと思い返していた公演でした。亜久津に憧れるって当時のわたしは理解をしていなくて*4テニミュと出会い原作を改めて読み直すことが増えて亜久津のかっこよさに痺れる感覚です。こうして読んでいるときと実際に観るとでは、また見る世界や視点が変わるのはテニミュならではの面白さだと感じています。また山吹はチームライブでライブパートでの振り付けがもう最高だったので、あれを考えた人に感謝の一言でした。

 

 そしてドリライ2016!!
 最終日に失神しかけたのは、今となってはネタとなっております。あんなに声を出したのは人生ではじめてでした。あのときは喉スプレーとフォロワーさんにたいへんお世話になり、夜の海がきれいなのに光の海のあとでは真っ暗に見えてばかみたいに泣きました。トリオの説明とか、越前リョーマが飛び出した時とか、なんかそういうところでぐっときちゃって、でもやっぱり最後の「またね」はわたしにとっての呪いみたいなものでした。最高にかっこよかったなあ。光の海がたいへんうつくしくて、文字通り世界が輝いて見えました。
 あのとき印象に残っている話や物事として、小越さんがいらしたときに近くにいた方がわっと泣き出したことがありました。あのとき、よっぽどうれしいのだろうなあくらいに思っていたのですが、今のわたしではその方がなぜ泣き出したのかそれだけではないのだろうなと思います。リョーマの横に古田くんが立つところをお披露目でみましたが、あの時みたいな感情だったのかなあ。泣いた理由はその方にしかわかりませんけれど、いつかドリライで阿久津くんのリョーマと古田くんが並ぶ日を楽しみにしております。でもそのときは、羽根しょってファンサ一切せず通路を歩くのかもしれませんね。*5
 そのとき思ったのは、小越さんが本当にリョーマを愛していらっしゃるのだなあとか、キャラクターを大切にしてくださっているのだということでした。ラケットをリョーマとしてではなくご本人として振る様子は、本当に記憶に強く残っています。
 本当にドリライ楽しかったです。きらきらした世界で、まさに夢の世界でした。不動峰とルドルフ、山吹の挨拶には思い切り涙腺をがつんと殴られて、そこに追い打ちをかけるようなリョーマの一言は本当にすごかった。あの瞬間空気が変わって、古田くんではなくリョーマがあの舞台にいて、あの空気や衝撃はずっとずっと忘れないのだろうなと思います。あの一言があまりにも苦しくなってしまうので、BD一度みてしまってあります。でもまた見たくて、近いうちに観たいと思います。あんなに素敵な世界をみせてくれて、本当に本当にありがとうございました。

   光の海はとてもうつくしかったです。

 

 氷帝公演は、もういろいろな思いでいっぱいです。あの時のわたしの精一杯で彼らを見ることができました。いろんな場所でいろんな出会いがあったのも、この公演でした。
 文字にすれば軽く見えてしまうようで、だれにも見せていない文字が今もたくさん携帯やパソコンに保存されています。結局、自分が目で見て、聞いて、感じた思いはその時のわたしだけのもので、時間が経てば経つほどわたしの中の記憶は曖昧になってしまうことが悲しくもあり、その刹那的な感覚こそ少しでも、1秒でも多くみたいとわたしを動かすエネルギーとなりました。

   この公演は、古田くんが演じるリョーマを1秒でも長く見たいの一心でした。はじめてみたリョーマを、大好きになったリョーマを、1秒でも長くみたいってただ思うだけでした。原作で好きな試合があるとか、あの試合がみたいとか、そういう思いもありましたがそれ以上にその気持ちがとても強かったです。
 同時に、氷帝公演前から病気になったり怪我をしたりの連続で、へこんでばかりの自分の救いでもありました。でも救われたから好きというのではなく、理由や理屈なくふつと好きなのだと太宰の浦島太郎を読みながら納得しました。なんとか生きているのは手元にチケットがあったからで、それでもどうしようもなくて行かなかったままのチケットもあったり、本当に思い入れ深い公演となりました。もっと見たかったし行きたい公演もあった、と言えばきりがありません。でも、あの時の私の差し出せる時間はあれがすべてだったのかなあと思うと、自然と悔いもないです。見れる日程のチケットが手に入った縁や運もあったし、公演の内容も非常に満足しているからこそ、そこに未練がないのかなあと思います。本当に内容がすごくよくて、だからこそ何度も何度も劇場に行けたのかなと思います。

 公演のなかで、劇場にくるためにかかる時間やお金について古田くんがお話をすることがありました。チケットをとるむずかしさとか、そのむずかしさを知る方だからこそそのお話しをされたのだと今なら思えるけれど、あの時はただただその言葉が救いでした。その昼公演でひどい目にあって、チケットを1度は捨てた身にはたいへん沁みました。
 あの時の半券は、チケットを保存しているファイルの中で唯一ぐしゃぐしゃで、ぼろぼろで、でもそのぼろぼろさも今となっては思い出で大切なものです。でもそれは言葉だけでなく、見せる演技や歌などのパフォーマンスがあってこそでした。みたいと強く思う歌や演技、それそのものがわたしとあの半券を救ったのかなと思います。

   劇場にいけばキャラクターがいる、その世界を成立させてくれるのは紛れもなく演じてくださる俳優さんたちの力だと実感しました。たくさんの方が関わってはじめて魔法は完成するけれど、その魔法はやはり1人1人の積み重ねたものがあってこそだと思うと本当にありがとうって気持ちでいっぱいです。
 初日の氷帝公演は1幕を終えたあと悲鳴に近い歓声があがり、その空気もあの感動と興奮をより大きくさせるものでした。言葉が見つからないほどに、あの空気の震えはすさまじいものでした。あと、今も強く残るものは東京公演千秋楽。あのときの涙は、深くこころに刺さる刺のようなものでした。いまも忘れられない。

 

 わたしは、はじめて見たテニミュでお隣の方との出会いがあって今があります。今回の氷帝大千秋楽、両隣の方との出会いはそのことを思い出させました。ほんとうに初めてお会いしたのにも関わらず、開演前から同じさみしさを共有し涙と共にお話しを聞かせてくださったり、させていただいたお二方にはとても感謝しております。立ち上がれなくて声もなく泣くわたしに、やっぱりさみしいですねと涙と一緒にお声をかけてくださってやっと言葉が出てきて、本当に今思うとわたしはたくさんの出会いに恵まれているなあと思います。会場の外までの道を一歩一歩歩けたのもその方々のおかげで、その話を思い出すと本当に本当にすてきな出会いをしたのだと思いました。同時に多くの方がテニスやテニミュを愛しているのだと様々な方とお話しするたびに思います。でもこうした出会いがあるのは、すべて8代目がきっかけでした。とても恵まれた時間を過ごせました。
 先日発売された青学vs氷帝のBDは、まだみていません。まだみれていません。年内にみるを目標にしておりましたが、思うことがたくさんあって胸の中にまだ溢れているのです。でも年も明けましたし、卒業後の舞台をみれたことによって心も余裕がでてきました。新しい青学とも出会ったいま、ちゃんとみます。

 

 そして、1番楽しかったなあ*6と思うチア男子!
 卒業後の古田くんの演技をみたい、という思いからチケットを購入した作品でした。本田さんとのW主演であるこの作品、初日をみてチケットを増やしました。もうそれくらい楽しくて、ずっとずっと笑顔でした。途中うるっとくることは何度もあっても、今まで感じた深いつらさとか苦しさとは別で、それ以上にずっとずっと笑顔でいられる公演でした。なによりアクロバットがすごい。動きがすごい!
 かなり動く方々が舞台に立っているのに、まだまだ走り出したばかりのブレイカーズを演じるためにわざと失敗する様子などは時折ひやりとすることがありました。でもその過程をみせてくれるから、成功した瞬間にわっと心の底から感情が溢れて強く拍手をしていました。
 この舞台で様々な歌やダンス、表情をみれたこともとてもうれしくて、改めて「応援」とは何かと考えるきっかけとなりました。応援していますというのは簡単ですが、人それぞれ応援のスタンスがあるようにわたしも自分なりの応援を考えて目標などを立てたりしました。その時の自分の選択なのですが、やはり後悔する前に行動をし観ることを今後も大切にしたいです。*7
 あと後半は名前コールがありましたね! あれは本当にうれしかった! それまでは舞台上の人物の応援だったのが、アンコールでは役者本人へ応援する声をぶつけることができる。ほんとうに幸せな時間でした。

 

 そして六角公演、きっと次見るときはまた違った印象になるのだと思います。思うことは全部前に書いた通りです。

   初日はまさに新雪のような、まっしろなイメージでした。次に観るときの彼らがとても楽しみです。いまは大阪公演なので、さいごまで怪我なく終えられますようにと願っております。
 またテニミュがたのしくて仕方がない!と思える日々を、心から楽しみにしております。

 

 ここに書かないだけで見た舞台の感想もありますが、たぶんこれが去年のわたしの振り返りだなあと思います。8代目は演出等でいろいろと悩むことはあったとしても、それ以上にまたみたいと強く思える存在でした。ほんとうにリョーマがすきだったし、彼らの作り上げた強くてかっこいい青学そのものが好きでした。これからは大空へと旅立った彼らの背中を追い、たくさんの景色を見ることができればしあわせだなと思います。   
 特に応援したいと思える人へ対しその思いは強く、その景色をみるためにお仕事など私生活をより一層力を入れていきたいと思います。そう思えるのも卒業を機に、役者としてその方を応援したいと強く思えるからこそです。キャラクターを演じてくださった感謝だけでなく、その方がみせてくれるパフォーマンスを見続けたいと思えるからこそです。それくらい魅力ある姿を見せてくださるから、またみたいと思えるのだろうなあ。それってすごいなって思います。がんばれという気持ちは口や文字にはしませんが、その思いを込めてチケットを今後も握るのだろうと思います。パフォーマンスがすべて、という言葉はわたし自身も今年1年大切にしたいものです。

 

 2016年と同じく細々とですが観劇を続け、去年以上に健康に気を遣い応援をしたいと思います。応援するためにはお金もですが、それ以上に健康が大切だとひどく実感したからこそ大事にしたいです。
 今年もたくさんの出会いとご縁を大切に、応援する方に関しては俳優として益々ご活躍されることを願いながら応援をしていきます。
 長くなりましたが去年はたいへんお世話になりました。たくさんのしあわせをいただきました。これからも微々たる力ですがわたしなりの精一杯で応援をし、人とチケットに恵まれた1年となりますよう努めてまいります。
 今年もよろしくお願いいたします。

*1:もちろんテニスのフォームがきれいな人は、うつくしくてかっこいいなと思っています。

*2:日替わり

*3:本当にテニスの王子様は人生を変えるんだなと思いました

*4:あの試合もすきなのですが、それはリョーマばかりを意識していて亜久津まで見ていなかったのだと当時の自分を振り返ります。

*5:ドリライ縦断での、古田くんの言葉をざっくり。あれを聞いて最初笑っていたのですが、帰り道で想像してなぜか泣いたら一緒にいた方々が大笑いしてくれたはなし。でもいつか来てくれるとうれしいなあと本当に思っています。

*6:いつだってその時見る公演が一番楽しいし、ドリライも楽しかったのですがあれは心揺さぶられた感動とか楽しさだったので、終始笑顔で追われたという意味でチアが1番楽しかったです。

*7:生放送ではひやりとする発言も多かったですが、それ以上にそれだなあと納得し頷くことが多かったのもあります。

青学vs六角 東京公演 初日感想

テニミュ レポート

   12/22 青学vs六角 初日。
   朝から冷たい雨が降り、一時的に止んだと思えば公演後は叩きつけるような暴風雨の日でした。
   先日まで観劇していたチアステの感想はたいへん長くなってしまい、22日までに間に合いませんでした。なので年の終わりまでにまとめたい。

 

   なぜか観る側なのに緊張しながら迎える初日。
   この本公演の日こそ代替わりを実感する1番の日だと思って、胃薬と共に劇場へ。

 

   先に書いておきますが、あまり手放しで喜んでいるような内容ではないです。なので今回の公演を心から楽しんだ方には、あまり読んで欲しくない内容かなと思っています。勝手ですみませんが、ブログなので好きにやります。すべて個人の感想です。


   あたらしい代になることを意識するのはいつだろう、そう思って過去をふりかえってみると色々ありました。キャストの発表、ビジュアル公開、いつのまにか変わるHP。ツイッターでの動き、公式ブログ、ふたつの代のツーショット、8代目キャストのSNSでの卒業コメント、公演後のコメント……。なによりお披露目会が大きかったのかなと思います。
   しかし、お披露目会はあくまで「お披露目」であり、本公演(原作での時間)ではないからわたしのなかでうまくカウントできずにいました。過去に思いを文字にしましたが、やはりうまくまとまっていない部分がありました。もっとうまくなるはず、良くなるはず、そう期待するとあの日はあくまでお披露目だからとどこかで思っていたのかもしれない。みたのにみていない気分だった。頑張ったって言葉を何度も目の前で聞くたびに、それはとっても伝わるのに、大好きだった彼らの後なのだからと思う自分がいて、いやなファンだなと自己嫌悪するほどでした。
   こういう事を考える度に、なんだか上からみたいで、いやなファンになってしまったのではと不安になることが多かったです。情けない話です。
   もう役者として旅立った彼らを、あの夏に追いかけて演じてくれたキャラクターとしてみる事をやめようやめようと思えば思うほど、ふつと込み上げるものがあって底なしでした。こればかりはただただ申し訳ない気持ちです。いまは演技を見て改めて役者として応援したいと再認識して、役者ご本人として応援しているだけ、少しですが前に進んでいる気がします。話が逸れてしまいました。


   あの大千秋楽以来のTDC。場所は前回と真逆の席。あのざわつきもみる景色も、すべてが久しぶりでした。まだまだ日が浅いファンにも関わらず、この場所はわたしにとっての「特別」なのだと思いました。駅に着いた時点でわくわくしてしまうって、もうこころに刷り込まれている。

 

   1幕のはじまり、中央に立つ跡部。そして氷帝戦の試合を振り返るかのような演出に、なぜか恐怖心が強くわたしの心を占めて心臓がどきどきしてしまいました。楽しいどきどきじゃなく、包丁向けられたときのどきどきに似ていました。多分頭が処理しきれなくて、わからない=こわいみたいな感覚だったのかもしれません。
   わたしが見続けた景色や試合の記憶と、目の前で繰り広げられる回想は当たり前ですが一致しなくて、その不一致が記憶のズレとなり混乱したのかもしれません。あの試合を先代のもののように思うつもりはありませんが*1、あまりに思い入れが強いという個人的な理由で「原作での繋がり」や「代が変わっても物語やキャラクターは変わらない」という当たり前のことより先に、先代を彷彿とさせるように感じ取ってしまった事がたいへんつらかったです。これは自分の捉え方の問題だと振り返ります。
   新しい出会いを楽しみにして、「青学」というよく知っているけれど新しくなった彼らを観ることが楽しみだったのにも関わらず、初っ端から先代を思い出してしまう自分が悲しかった。
   1番やってはいけないとずっと思ってきた、前の代との比較をはっきりとあの開始数分で行ってしまったことがつらくて、そんな風に見たくなかったから見てしまった自分が情けないし申し訳なくて潰れそうでした。もう役者としての姿をみているし、随分前にキャラクターと別れた彼らを知っているのに、まだわたしは舞台の上であの夏にみた人たちを探すのかと思うとぞっとしたし恐ろしかった。
   時間が経った今はこうおもうけれど、あの時はなにがなんだか分からず恐怖心に似た感情のまま舞台から目を離せませんでした。一度見ただけではやっぱりわからないから、余裕ができたらまたみたい。けれどあの演出を見たら苦しくなりそうで、もうちょっと時間が欲しくなる。

   そんなこと言っていたらすぐ目の前の彼らも走り抜けてしまうけれど、あれはあまりにもわたしには重たすぎた。うまく受け止められないことが悔しかった。

 

   明るくなった舞台をみて、声を聞いて、ダンスを見て、やっと9代目という新しい青学をみることが出来ました。個人的にリョーマとトリオを見て、代替わりを実感しました。
   阿久津くんのリョーマ、ちょっとふわふわしていました。けれど、これからもっともっと成長するんだろうなって思うし、きっとこの日を緊張しながら迎えたのかななんて思ったりしました。初日は15歳さいごの日だったようで、わたしは15歳の少年が生み出す越前リョーマをみれたのかと思うとたいへん貴重な経験をした気がしました。お見送りのとき思ったのですが、すごく目がきらきらしていましたね。まぶしいなあ〜ってその眩さにくらくらしてしまいました。
   トリオは歌声を聞いて、じんわり変わったことを思い知りました。先代のトリオがすごく好きだったから余計かもしれません。いまのトリオは声が全体的に高くなった印象。なんだか去年までランドセルをしょっていたのかと思うくらいに可愛らしい3人組ですね。カチローが泣いちゃうシーンで会場中がああ〜……ってなっていて、わたしも思わずなってしまった。堀尾もカツオもかわいいし、歌が教育番組みたいな……。庇護欲が掻き立てられるようなトリオだと感じました。かわいらしいですね。

 

   青学だとタカさんと桃ちゃん、歌がすごくよかった! 桃ちゃんはベンチでも桃ちゃんっぽくて、リョーマになにかと構ってくれていた印象。はちまき巻いてあげたり、両脇を抱えて立たせたり。あのふたりの先輩後輩ってみててすごくすきだから、今後が楽しみです。
   試合といえば不二がきれいな動きをしていて、なんだか独特の雰囲気があるミステリアスな不二くんみたい。ついリョーマをずっと目で追ってしまうから、また今後テニミュいったときに全体を見れたらいいな。

 

   ただ手塚の自撮りは驚きました。自撮りとは無縁そうなイメージが、わたしの中にあったからかもしれません。いま話題の芸人さんのネタはともかく、手塚のあのメッセージは原作でとても大事なものだから、大切にしてほしいとつい思ってしまいます。だからといって大切にしていない!と怒るわけでもなく、ただあの一言はすごく大事なのになと少しだけ残念に思うだけです。笑うシーンではないのに笑いを挟まれると、やっぱり不思議に思ってしまう頭の硬さです。

 

   六角は曲が楽しい!六角というチームの雰囲気が伝わる明るさで、もうわくわくしてしまう感じ。歌もまとまりがあって、聞いていて楽しくなりました。
   剣太郎ソロの「ちゅー! はぐはぐ!」の「はぐはぐ!」六角コーラスがあまりにも屈強でインパクトが強い。フォントが突然変わる。はぐはぐが強すぎる。気の早い話ですが、多分ドリライでコールされるのではないでしょうか。あのインパクトが強すぎる。

 

   氷帝に関しては、ただただ跡部のバレエ押しにやや首を傾げています。わたしは三浦くんの跡部がとてもすきなので、神が創りしマスターピースという言葉もなるほどと思っています。つよくうつくしいことは、氷帝戦でずっと感じていたことです。
   原作でのシーンは色々と難しいと思います。ですが原作でのシーンを変えてまで、制作側が意図してバレエを押す*2のは三浦くんの特技だからなのかなと思ってしまいました。バレエを知らない素人でも、三浦くんの動きはたいへんうつくしいと思います。
   今まで氷帝戦で振り付けにバレエを取り入れたのは、跡部という人間の強さや他と違う部分を表現するひとつの方法なのだと思っていました。跡部の強さやうつくしさ、今まで積み上げた努力は決して一朝一夕ではなく、それは今回演じる三浦くんの特技にも通ずるものがあるのかもしれません。氷帝戦では振り付けに取り入れることで、その自信に満ちた表情や他とは違う圧倒的存在感にただただ感服していました。
   しかし今回の取り入れ方は、ただ跡部がバレエをしているだけにみえてしまい、わたしは何を観にきているのか?とつい思ってしまいました。セットの影響もあると思います。動きはきれいですし、うつくしいです。

   跡部の可能性の1つとして、バレエが出来るかもしれないと捉えればいいのかもしれません。これは「ミュージカル テニスの王子様」だからと割り切ればいいのかもしれません。けれど原作を変えてまで、役者ご本人の特技を前面に出すのはなんとなく不思議な感じでした。それをいったら、なんで試合中に歌うのかとかそういう話にされそうなのですが、そういうわけではないのです。
   ただ何度も言いますが、わたしは三浦くんの跡部はとても素敵だと思っています。だからこそ、もやもやしてしまうのは勿体無く思いました。*3

 

   やけに厳しい言葉が続きましたが、わたしは原作が好きで、でもテニミュだって好きで応援したいと思っています。目の前の舞台を見て感じ方や捉え方なんて観客の数だけあると思うと、わたしがこう思ってもすべてを絶賛する人だっているはずだから、考えすぎなのかなとも思います。でも今までのように心から楽しかったかと言われると、頷けないかもしれない。
   こういうモヤモヤって、アンケートにかけって話なんだと思います。今までもアンケートに記入や郵送など行ってきましたが、今回はなんて書けばいいのか分からず結局ブログでダラダラと書いてしまいました。

 

   新しく走り出す彼らが「やり遂げたんだね」といま歌う姿を、きっと遠い未来に思い出して涙が溢れるのだと想像することもできます。新しい波を起こした彼らのあとにやってきた彼らが、新しいアンコールソングに思いを乗せて歌う様子を見ると新たな時代の幕開けを感じました。
   もしまた六角をみれたなら、今回は1幕のあれは本当に頭がいっぱいになってしまったけれど、次は大丈夫な気がするし、わたしはいま目の前にいる越前リョーマをみたいとつよく思っています。
   いまも古田くんが演じたリョーマがわたしの世界では1番かっこよくて最高のリョーマで、まさに「わたしにとっての越前リョーマ」です。いまも不動峰戦ではじめてみた記憶やインパクトは強く、あのリョーマを見れた日々は宝物です。
   でも、いまこの世界にいるのは目の前の阿久津くん演じるリョーマただひとりで、先代を大事に思う気持ちとはまた違うけれど、彼への大きな期待とこれから見せてくれる景色を心から楽しみにしています。新しい景色や先へ進む未来の話をリョーマは紡ぐし、それを阿久津くんがどう演じて表現していくのがすごく楽しみなんです。頑張れと応援する気持ちです。これから好きな試合もあるので、より楽しみです。
   目を離したりそらしたりしたら、きっと目の前にいる人たちもあっという間にいなくなってしまう気がしていて、だからあの1幕のはじまりを乗り越えるくらい気持ちの余裕を持って彼らをみたいです。

   テニミュのなかの季節は足早で、あっという間に走り去ってしまう。だからいま目の前の人も、大事にしたいなあと思いました。

 

   比較とかじゃなく、わたしは8代目や古田くんのリョーマが大好きでたまらなくて、きっとこれからもずっとこの話はしてしまうんだと思います。わたしの精一杯で見てきて、いろんな感情でぐちゃぐちゃになりながら見送って、まだ発売したBDをみる自信もなくて、新しく演技をする姿を見て役者として応援しても。テニミュを見るとふつと思い出してしまうんだと思います。
   六角のアンコールソングを聞いて新しい青学にエールを送りたくなると同時に、NWは彼らの歌だったのだとひどく安心しました。NWは彼らの歌だと思ってしまうのは、卒業アルバムのさなちゃんとましまくんのページが頭から離れないからだと思います。あの言葉は、すごく響きます。

 

   今回の物販にあるパンフレットは、8代目について書かれる文字が多くありました。
   わたし以外にふたりくらいしか乗らないガラガラの新幹線のなかで、長い時間乗るので眠気覚まし程度にパラパラみようと思ったのに、目に飛び込んだ先代の名前に眠気なんて吹き飛んで、食い入るように読んでしまいました。不意打ち食らって、読み終えたあとに長く息をついてしまうほどでした。
   やっぱり、わたしが初めて見た青学である彼らは特別なんだと思って、でもいま目の前にいるきらめきを思い出してずんと胸が重くなって。なかなか気持ちの整理がつかないまま数日経ち、東京公演も無事に終えたようであっという間だと感じました。
   こうやってわたしがモヤモヤしたり、感動したり、なにかと忙しなくする間にも青学は走り続けている。そう思うと、やっぱりなんだかんだ言ってテニミュに行きたくなってしまう。チケット全然当たらなくてへこんでいましたが、へこんでいる暇はないかもしれませんね。

 

   たいへん長くなってしまいましたが、本当に9代目青学の皆様、東京公演お疲れ様でした。
お披露目とは違う本公演、TDCの空気や客席の反応はどんな風にうつっているのかなあと思いながら、たまにしか見ないテニミュブログを今夜一気に見ようと思います。
   六角は安定感がすでにあり、これからの公演も楽しみです。はぐはぐのインパクトばかり書きましたが、それぞれの歌はどれもすてきでした。次見るときはもっと色々注目したいくらい面白かった。
   氷帝の歌の重圧感はいままでの氷帝戦での印象よりずっと重く感じ、それはこの3校のなかでも強さがあるのだと伝わるものでした。つぎに見るのが楽しみです。

 

   走り始めたばかりですが、この先の道が明るく輝くものでありますように、心から応援しています。
   改めて東京公演お疲れ様でした。地方公演や凱旋公演、怪我なく走り抜けますように。

*1:でもやっぱり現実の世界で見続けた試合だから、とつい思ってしまいます

*2:あのセットはバレエをよく知らない素人でも、あれ?と感じてしまう。

*3:こんな風に書くのは、舞台の上の三浦くんの跡部がすきであっても「三浦くんの出来ることをする跡部」ではなく「跡部が出来ることをする三浦くん」がみたかったという本心からです。跡部というキャラクターを作り上げてくれる感謝とともに、その本心があってこうして書いてしまいました。

舞台「チア男子」がとにかく面白かった(初日)

舞台 レポート

 12月9日に本田礼生・古田一紀のW主演で初日を迎えたチア男子がとにかく面白かったので、初日を見終えて思ったことを勢いで書きます。セリフは間違っていると思いますので、あくまでこんな感じというふうに捉えていただければ嬉しいです。後ほど修正など行います。


 はじめにキャストの皆さまが怪我なく初日を迎えることができて、本当にうれしかったです。
 そして、舞台、すごく面白かったです! とにかく楽しい2時間を過ごせました。
 笑う部分は面白いのに、まじめなシーンとか葛藤とかがうまくて、そして合間にパフォーマンスやコール&レスポンスがあってとにかく見ていて楽しかったです。
 原作が分厚いので、2時間でどこまでやるのだろうかと気になっていましたが、小説の半分より手前くらいで終わるのですごくわかりやすい。
   キャラクターひとりひとりの抱える問題・コンプレックス・過去を歌にのせて客席に届けてくれる。それがまたわかりやすいので、見ていて楽しかった。
   また、舞台の演出(装置?)が面白くて、舞台の端から端まで余すことなく楽しい。しかも金土日は早稲田大学チアリーディングチーム「SHOCKERS」さんのパフォーマンスがみれる! アイアの天井にぶつかるかスレスレの高さで飛びます! スリル! 皆さん笑顔で、かっこいいパフォーマンスすごかったです!

   どうしようチアステめちゃくちゃ楽しい!

 

   今回わたしが内容のほかにチアステで注目していたのは、コール&レスポンスです。
   画面にドーンとチアタイムって出るし、どうコールするか表示されるから分かりやすい。分かりやすいと参加しやすい!
   もともとコール&レスポンスとか大好きなので、連日行われた生放送などでとても楽しみにしていました。ただコール&レスポンスをいつやるかという説明が生放送*1だけだったので、初日にどこで説明するのかなと思いましたが舞台がはじまる前に前説でしっかり説明してくれました。
   前説はハゲ店長をはじめキャラが客席での注意事項をしっかり説明するのすごくよかった!
   特に携帯電話の電源を切らない*2ことで、どんな迷惑がかかるのかを説明するのがわかりやすくていいなと思いました。
   舞台をはじめて見に行った時にマナーってどんなのがあるのかとか、アナウンスってめちゃくちゃ聞くと思うんですけど、やっぱりこうやって前説でしっかり禁止事項を伝えてくれるとどんな人にもわかりやすく伝わるんだなあと思いました。
    観劇中の携帯のピカーってまぶしいの結構目立ちますよね。
   初日の前説はハゲ店長、ハル、弦の3人でした。前説の時点で楽しかったです。


   また、今回はステージから客席を応援する舞台なので、すごく、すごくパワーをもらえます。社会の荒波に揉まれまくった心に、ただただ沁みました。
   言葉が薄っぺらく聞こえないのは、たぶんキャラクターひとりひとりがまっすぐに努力をしているからだと思いました。そうじゃないと変に薄ら寒くなっちゃうんだろうなあ。
   個人的に、サークルの飲み会に潜入した終わりあたりで、カズが「夢はある?」と尋ねるシーンがすきです。
   その問に対して「漫画家」と答えた青年をまわりが茶化しても、カズが「応援する」と一言力強くいうのすっごくすきです。
   舞台そのものが「応援」って大きなテーマがあるからだと思うのですが、人の持つ目標や夢をブレイカーズのみんなは誰も茶化さないし馬鹿にしないで、ただそうかって頷いて頑張れって応援してくれるのがかっこいいな~と思います。
   応援そのものにどんなパワーがあるかはうまく言葉にできないのですが、「頑張ってみよう」とか「もういっかい挑戦してみよう」って思える力があるってすてきだなと思いました。一直線に努力する人の背中を大きく押してくれるんだな~~って、応援の強さを体感できます。応援ってすごいね。

   それに、チアはみんなが主役!客席もさいごのメンバー!*3ってところが、すごく面白いな~と思いました。
   僕たちも頑張るから、みなさんも僕たちに声を届けてくださいって感じで、チアタイムはとにかく全力で声出しました。
   声を出すところは、画面に出たりセリフがあったりなので参加しやすいし、なによりステージの上のみなさんがきらきらと眩しい笑顔でそれだけですごくしあわせな気分になれます。
   頑張れって気持ちや、怪我をしないでほしいとか、すごくかっこいいとか、いろんな気持ちを言葉にのせてパフォーマンスをする方へ届けることができるって本当にしあわせです。楽しいなあ~ってとにかく笑顔になれます。

   そして、あそこでは「応援する人」の気持ちをみんながそれぞれ持っていて、応援ってパワーになる、たのしいって全力で伝えてくれる。普段ファンとして応援する立場から見てると、自分の声援も会場の声援も、自分が目の前の人を応援したい気持ちでさえすべてが肯定される世界なんだと気付いて、だからしあわせを感じるのかと思いました。


   コール&レスポンスなんて、その場での声援に対して笑顔だったりウインクだったり、もっともっとって煽られたり、自分の声援や会場の声援にすぐ相手から反応があるっていうのがすごく面白いと感じました!すごい!
   普段の応援ってお手紙も含め、絶対に何かがすぐに返ってくるなんてありえないからこそ、声に対してすぐいろんな表情を見せてくれるというのは最高にしあわせなんだと思いました。

   舞台の上が1番かっこいい!最高!と思っているので、そのかっこいい!最高!って気持ちを素直に言葉にのせれるんです、その場で!
   もうすごくパワーをもらいます。応援する楽しさを思う存分味わえるだけじゃなく、それを受け取ってくれることが嬉しい! チアステの全力ですべてを肯定する世界がすごい。応援する楽しさがある一方でキャラそれぞれのしんどさも詰まっているところが好きです。チアステたのしい!

 

   歌もすごくすてきでした。
   特に1幕の潜入時の「チア、チア、アチチ」と2幕のそれぞれの葛藤を描く「雨、雨」と歌いだすものがすごくすきで、頭にすごく残ります。雨めちゃくちゃすき。
   何度か流れる「チアやろうぜ!」も好きなのですが、この2曲がはじめてみた頭に残りました。チアやろうぜもガッツリ頭に残りますし、すっごく楽しいな〜ってなります。
   潜入時の歌は、それぞれの動きがすっごくいい。カズめちゃくちゃすてきでした。煽られると苛立たしげな顔になったり、逆に煽るときの顔とか、にやりと笑うところとか、歌もですが表情まで楽しい曲です。
   2幕の歌は、それぞれ歌がうまいから心にすとんと届きますし、わたしは古田くんの歌がとても好きだから余計に響きました。すっごく歌声がすきです。
   歌というと、セリフはやや小声が多いからだと思うのですが、トンが歌になると声すごくきれいなのでおおってなります。みんなうまい。

 

   記憶がまだ整理できていないのですが、キャラクターそれぞれもすごくよくて、原作から舞台へ変換されたシナリオもすごく好きだったのでさらに楽しめました。

   本田さんが演じるハルは、どんどんチアの動きが上達するにつれて笑顔が増えて輝くので、見ていて可愛らしい感じがあります。ぱあっと輝く笑顔が少年らしいです。
   ただ演じているご本人がめちゃくちゃ動けると知っているから、役もあってあえてバランスを崩したりする様子をみてたまにひやっとします。あと溝口の家でトンがポップコーンこぼしたときちょっと食べてたように見えました。はること自分で悩む姿がすごくよかったです。苦しい時は苦しいってすっごく演技で伝えてくれます。
   古田くんのカズは、セリフでは「ばあちゃん」なのに歌だと「おばあちゃん」なのが地味に好きなポイントです。聞き間違いじゃなければの話ですが。
   表情がとにかくころころ変わるし、笑顔が多い役だからこそ寂しそうだったり悲しそうな顔になると一層それが引き立つのがすてきでした。いろんな表情を見れてわくわくします。それと歌がすごくすき。ハルとカズのハモリきれいでした。
   曲がはじまるととにかく楽しそうに踊ったり歌ったりする。跳び箱の上に座って歌ったり、客席を煽るようなしぐさがいい。かわいいとかっこいいがそこにはあって、でも時折さみしさとか苦しい部分をちらりと見せるのすごくいい。
   ハルとカズの微妙にお互いの深い部分まで踏み入らない(踏み入れない)関係って、すごく微妙〜なバランスだから崩れると本当にどうしようもなく悲しくて、でもお互いが信じてまた拳をぶつけて並んでいるのかっこいいなあって思います。
   お互いに持つ悩みをなんとなく察してもこの段階ではまだまだ見えないし、その不透明さがすごくよく描かれていました。
   カズの好きなセリフいくつかあるのですが、それを今後聞けたら嬉しいなと思います。

 

   平田さんの溝口は、スタイルがいいから体育館に潜入したときの恰好が足長すぎて笑いが起きていました。足長い。
   本当にまじめだけど熱い人だと思えるのに、たまに面白い動きをしている。
   皇希さんのトンはセリフと歌でギャップがあるし、生放送で役者さんご本人を見ていたからトンの時こんな風なんだ~!みたいなこと思っていて、できなくてごめんって俯いたり、キャラクター的に物語のなかでまだまだつらい時期が続くから頑張れって応援したくなる。
   トンが練習をしていて、声をなんてかければいいのかわからない溝口の不器用さとか、でもトンはトンで自分のできない部分や過去がしんどいからこの二人はまだ手探りの状態で先が見えなくてしんどくて、だから今後どんどん明るくなる未来を楽しみにしたいなと思える。いまはつらいけど、努力する姿がかっこいい。

 

   高野さんの徳川翔くんの私服めちゃくちゃ面白くてかわいくないですか。
   左の胸にカエル、下にウサギ?か何かついててひとりだけジャージが幼稚園みたいだった。右下も動物ついてませんか?クマ?

(追記 ジャージにウサギ、リンゴ、星、車、カエル?ですか?)
   でも雨、雨と歌いだすところがきれい。声がすごくきれいな方だな~~って思うし、まだまだ舞台のなかでは謎に包まれたキャラだから今後過去回想がたのしみ。

 

   そして才川さんと福澤さんのイチローと弦、めちゃくちゃすきです!
   原作を読んで、このふたりの友情と関係性がめちゃくちゃすきだったので、曲でお互いをみながら歌っているシーンがあつい。
   イチローが悔しがり、ナンバーワンじゃなくてうれしくなったと話す弦でもう泣きそうになる。でも一方でイチローイチローの苦しみがあるから、このふたりあついな〜ってなります。
   原作読んであついと思ったのですが、舞台だと更にあつさを感じます。
   嫉妬と劣等感や、そんな風に特別視しないでほしいとか、でもそれ以上に友達として信頼しあっているってお互いの表情とかいろんな場面で感じ取れて、やっぱこのふたり好きだ~~ってなりました。
   関西弁でのコール&レスポンスがかわいい。この二人の友情が大好きなので、まだまだみたい。


   あと!!物販!!
   今回はじめてトレーディングというものを経験しています。
   チアステは公式SNSやパンフレットなど写真がとにかくよくて、すごくすてきだなって思っているのですがカードだと小さくて、思わず生写真がほしくなります。贅沢なはなしですが、ふつうのサイズがほしいとわがままを言いたくなったので深夜にアンケート裏面めっちゃかきました。
   ついでにいうとフォトブックがほしいくらいに写真がすきです! かっこいい!
   本当にお写真担当された方々に感謝したりないくらい素敵なお写真ばかりで、パンフのさいごのページ最高じゃないですか。
   カードとも若干異なっているし、いろいろな都合でないとは思いますが、ぜひ続編がある場合には、どうか生写真も物販に検討していただいたいです。


   とにかく、初日誰も怪我することなく終えて本当によかったです。
   挨拶で古田くんの「死人がでなかった」なんて言葉もありましたが*4めちゃくちゃ動くところは、たまにひやっとするときがあって、どうか千秋楽まで誰一人怪我することなく終えられることを祈っています。

   そして、応援するってたのしくて、応援されるってこんなにパワーがもらえるんだ!と思ったので帰り道は足取りが来るときの何倍も軽かったです。
   本当に、力をもらえる舞台でした。頑張ろうって思えるし、弱音吐いちゃいけないな〜って。また前へ進まなくちゃと背中を押されるような気持ちです。
   まだまだ今日で2日目ですので千秋楽まで走り始めたばかりですが、初日でこんなに楽しくてパワーをもらえたので、1公演1公演重ねることでもっともっとパワーアップするのかと思うと、いまからわくわくします!
   本当に楽しくて、チアっていいな~応援っていいな~って思うので、1つ1つ大切にみていきたいです。
   卒業後の舞台がチアステでよかったなあと心から思いました。しあわせな舞台でした。

   大変遅れましたが、古田くん21歳おめでとうございます。20歳よりもっと輝く1年でありますように。


   まとまらなかったので、また修正や追記か別の記事で感想をかきたいと思います。


   応援ってたのしい!

   舞台「チア男子」ぜひいろんな人にみて~~って言いたくなるすてきな舞台でした!

   今日もメガホンもって応援行ってきます!!

 

追記

アンコールの時の皆さんのダンスがめちゃくちゃすきです。皆さんめちゃくちゃ動く!すごい!

特に古田くんのとき、さっきまで熱されまくった会場が途端に静かになって、パフォーマンスが終わるとわーーーーって歓声があがるあの空気がめちゃくちゃすきです。

本当にさいしょからさいごまで、チアステたのしいです!

*1:このとき本田さんが「画面にチアタイムって出るよ~」みたいに説明していました

*2:ここで本田さんが「LINEッ」と声真似してかわいかったです

*3:初日挨拶の本田さんの言葉

*4:本田さんが「物騒なこと言わないでよ」って笑ってた

舞台「口紅」をみました

レポート 舞台

11月14日に千秋楽を迎えた、舞台「口紅」をみました。

舞台「口紅」 OFFICIAL WEB

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 主演は石田隼。8代目青学大石役から卒業後すぐの初主演であり、みた方から強くおすすめされた舞台だったので夜公演に行ってきました。場所は赤坂レッドシアター。

 

 あらすじはHPから

とあるスイミングクラブの日常。舞台はイストラクターたちが集うスタッフ専用の2階控室。下には小学生の生徒たちが泳ぐプールが見下ろせる。4人のインストラクター、中島保(石田隼)、春日雄介(瀬尾卓也)、下平春道(村田恒)、紅一点の江上早苗(青野楓)。スイミングクラブを経営する金子和人(酒向芳)と新しく配属されたマネージャーの阿部聖子(ふじわらみほ)。中嶋と中学の時の同級生で、現在息子をこのクラブに通わせている前田珠里(長谷川るみ)。高校教師だった春日の元教え子で女子高生の関口志保(緒方もも)。 何気ない日常を過ごしている8人の人たち。少なからず吹いていた闇の風が、ある出来事をきっかけに大きく吹き始める。「日常の中の凶器」を武器にし始めることが「死」というものを呼び寄せ始める。笑ったり、嘆いたり、なすり付けたり、踏み込まれたり・・・。 牧田明宏脚本による8人の絡み。和田憲明演出による8人の縺れ。普通に過ごしている普通の人たちが織り成す人間模様は、ご観劇いただくお客様のすぐ隣にもあることかもしれません。

 

 隼くん演じた中島の中学の同級生・前田珠里の息子かずき*1の死亡事故からだんだん雲行きが怪しくなっていく。もともとお互いに線を引きたい部分に土足でずかずか上がり込んで荒らしていくような人間関係だったのですが、ここから複雑に絡み合って死が身近になっていくことが面白かった。
 中島保は、利用者の女性からプレゼントを受け取ったあとに登場する。その後もまたプレゼントの袋を持っている。わたしからみてもだけど、きっとだれから見たって彼は好青年なんだと思う。眼鏡をかけて、人の好さそうな笑みを浮かべている。にこにこしていて、そうですねってすべてを頷いてくれるような雰囲気がある。けれどそれは上っ面だけで、実際彼は自分のわからないことにだってわかったふりで頷く。それに無神経な発言で相手を鋭い刃物で刺すように傷をつけて、でも中島自身はそれに気づいていない。しかも笑って相手が傷つくような言葉をいうから、それがこわいし、おそろしかった。あの優しそうな顔と、裏表がなさそうな笑いだから、余計にぞわっとくる。裏表がないってわかるから、ああこの人は本心を言っているだけなんだなってわかってしまう。どこにでも、こういう人はいるなってわかるけれど、それを石田隼が演じたからここまでぞわぞわ気持ち悪かったのかなあ。保って名前なのに何一つ保ってない。


 さいごに、前田が「この施設にかずきは殺されたと思うことにした」みたいなことを言い出して、中島が「君だって人を殺しているくせに」みたいな話になったんですけど。あなただって忘れていたし、その場で何もしなかったくせに前田を攻める材料にするのはおかしくないかって、ちょっと思ってしまいました。中学時代に死んだ同級生を今更思い出して、じゃあ自分は加害者じゃないって理由で加害者を攻めるのはなんだか違うような気がしてしまう。結局見ていた人だって同罪なんじゃないのかなあ。ずっとその死んだ同級生の墓参りにいっていたエレファンってあだ名の人の立場だったら違ったかもしれないけれど。なんだか最後あの中島に首をかしげたし、前田に人殺しということをいったくせにクラス会の話をするの恐ろしかった。たぶん、中島は相手を傷つけた自覚はないんだろうし、そもそも他人に興味がないというか薄いのかもしれない。

 

 たぶんだけど、この舞台を見に行ったひとのなかには「青学・大石を演じた石田隼」を知ったうえで行ったひとがいると思う。わたしもそのなかのひとりで、だからこそ「今まで作り上げられてきた石田隼というキャラクター」をいい意味でぶち壊されて、その笑顔にぞっとしたのではないかなあと思います。
 わたしは隼くんって、あかるい笑顔とすごく面白い人だなあって印象が強くて、SNSでも明るいキャラクターなんだと思わされることが多かった。歌もめちゃくちゃに上達して、かっこよくて、絵がかわいくて*2、でもイベントや何かで発信される彼の姿って、やっぱり「やさしそう」「おもしろい」という姿が多いのかなって。あとなにより、隼くんがいると安心感がとてもあります。イベントなどで隼くんがいると絶対面白いだろうなって勝手に思えるくらいに。もちろん、それは石田隼という役者のほんの一面だとわかったうえでしたが、今回の舞台をみて隼くんの他の演技や一面を今後も見てみたいと強く思いました。あの舞台をみるまで、公演までにSNSでの様子がちょっと違う気がすると思っていたのですが、みたあとにとても神経を使って追い込んでいたのかもなあなんて思いました。ほんとうにお疲れ様でした。
 本当に、いつもはこっちまで笑っちゃうくらいにハハハハハ!って隼くんは笑うのに、この舞台で同じ笑い方するとただただ怖くて、人の雰囲気や発言でこうも違うのかと振り返ります。ほんとうに、またみたい。とてもぞっとさせられました。今後もこういう役をやってほしいですし、またいろいろな面をみせてほしいです。
中島が怒鳴ったり、さいごちっとも美味しくなさそうに食事をとっている様子が忘れられないです。

 

 舞台の感想に戻るのですが、この舞台の登場人物全員がどっかでおかしくて、でもどこにでもいそうだなあって思えるような人たちでした。
 とくにこのプールの経営者の金子さんや、春日雄介と関口志保なんてめちゃくちゃいますよね。責任逃れをしたいのか、死んだかずきの母親・前田とマネージャー・阿部をふたりきりにしたままトイレにいくといって廊下に逃げ出した時なんて、思わずああもうって胃が痛くなってしまって、ああいう人いるしわかるわかるって突然現実のことを思い出してしまうほどでした。
 春日の元教え子の関口は、椅子に座ってうつむき気味だったり頭を雑にがさがさとかく様子が、なんとなくですが過去に同級生だった子と被ってみえました。
 来週に修学旅行に行くのに、まだ班が決まっていない。会話の様子から、いじめられていてひとりぼっちなのだろうなあって分かる関口。わざわざもう無縁ともいえる春日に頼ってきたのは、もう行かなくてもいいって言ってほしかったのかなあ。行かなくても別にいいと思うし、それを選択しなかった関口も関口だと思うけれど。春日がひたすら「自分から行かなくちゃ」とか「がんばれよ」と言っていて、ああこの子そのうち死ぬなって思ったらその後自殺していました。


 春日が「いつか笑い話になる」と言いながら自分の学生時代や修学旅行がいかに楽しかったかを語りだしたときに、なるわけないだろってどんどん冷めていく自分がいて、めちゃくちゃあの場から逃げ出したくなりました。たぶんそのいつか笑い話になるという言葉は、関口が歌いだす山口百恵秋桜なんだろうなあ。春日は「こんな小春日和の穏やかな日は」以降を思い出せなかったけれど、関口は知っていて歌ったのかなと思うとなんともいえないよね。
 その後秋桜のつづきを思い出して関口に電話を掛けるけれど、電話ではたぶん母親か父親が出て自殺したという言葉をきき、そこで関口の死を知る。でもどんな会話をしたかとか会っていたとか、全部嘘をついてごまかして電話を切る春日は、どこかで責任を感じていたのかもしれない。けれど春日の言葉だって引き金のひとつでもあるし、そのまま罪悪感でも感じるのかなあって思ったらやりきれねえ~~~って顔だけだったしたぶんそのうち忘れるんだろうなあと思います。
 関口の死を電話で知ったとき、秋桜が流れ出してドアにさっきとは違ってきれいにお化粧をした関口が笑っていて、そのときにずっと春日は狂ったように笑っていて。突然暗転したと思ったら、関口のいた場所に中島が立っていた時にぞわってきました。うまく言えないのですが、衝撃的でした。

 

 ほかにも会話に出てきた人たちや、それぞれにかかわる人が死んでいく。そこではじめて、自分たちにとって遠い存在だと思っていた死が身近に感じていく時間の流れがとても面白かったです。ほかのひとたちも、自分の言葉で誰かしら傷をつけているのに無自覚で、でもそれって自然に演技というより日常のように行われるから本当に「みている」って感覚がなくって楽しかったです。たぶん、観客はあの一室の監視カメラとかそういう場所にいるような感じでした。


 登場する人たちそれぞれが、なんだか生々しいというか、どこかにいるんだろうなあって感じが強くて、だからもやもやとか、いろんな感情が溢れてしまいました。あと、舞台で8割くらいずっと水着姿の下平が一番まともそうっていうか、見た目とは裏腹という感想。阿部と唯一の女性インストラクター・江上の会話とか、あの女性が女性に強くあたるってまあまあよく見る場面で、それもなんだか直視はしたくない感じがありました。阿部は結婚に対して強いあこがれもあるのかなあ。なんだかこういうのは小難しく考えてしまいますね。

   あと、あのあと江上はそのまま自殺したのかもしれないなあなんて思いました。きっと結婚の話も嘘なんじゃないのかなあ。

 

 この舞台の「口紅」というタイトルは、なんでそれなんだろうな~っていうのもありました。ただ赤はこの舞台では死に近い意味の色のように思えて、最初登場した前田の服装とか、その後の女性のお化粧とか、あまり良い意味ではないような気がしました。嘘も赤ですもんね。
 そもそも、前田は一体どんな女性だったのかなあって振り返って。はやくに子供を産んで、でも別居中で、中島に対するあのべたべたとした態度ってどことなく違和感を覚えてしまう。元同級生である中島に、自分を覚えている前提で近づいて彼女は何がしたかったのかな。ただの同級生として知人の関係だけじゃないような気がして、ついそんな昼ドラみたいなことを考えたのは物販の写真もありました。
 乱暴にぬぐわれた赤い口紅の写真と、じゃあ赤い口紅って誰かしていたかなあって思い出すと前田だけなのかなあ。ちょっと遠い席だったから、お化粧もうちょっとみれたらより楽しめたのかなと思いました。でも最初からポスターではきれいに口紅が塗られていたから、それを拭っただけっていう考えすぎだよって結果もあるとおもうのですが……笑


 ほかにもいろいろな点が気になる部分がある舞台で、久々に誰かとこの作品を共有して、そのあと話したいって思いました。記憶をちょっとでも共有して、あれってどう思う?って。ちょっと聞いてみたい。感想、みおわった後に検索するほどでした。
 この舞台をもう一度みたいなって思う一方で、わたしもぼんやりと忘れていたひとを思い出しました。その人は関口と似た立場だったから、こんなにも春日と関口のシーンがひっかかったり、中島と前田のさいごのやりとりがつらかったのかと思いました。
 中島に対して他人への興味が薄いって書いたけれど、それってわたしもどこかで同じ部分もあるのかもしれない。そう思うと、なんだか見ててぞわぞわするしフラッシュバックする、そんな作品でした。ほんとたのしかったです。

 

 そして隼くんがまた、赤坂レッドシアターで2月3日(金)~12日(日)までの「孤島の鬼―咲きにほふ花は炎のやうに―」にご出演するらしく、またぎりぎりになりそうですが日程があえばぜひみにいきたいなって思います。

   口紅、お疲れ様でした。

*1:この名前にひやっとしたのはわたしだけじゃないと思う

*2:以前アップされたキリン?の絵

はじめまして、青学9代目

テニミュ レポート 日記

  9代目のお披露目に行ってきました。

  この会場を前にきた時は卒業のイベントだったのに、今はじまりのイベントとして来ていることにちょっとだけ不思議な気持ちを抱きました。

 

  いま見終えて思うのは、当日の朝にあんなさみしいとめそめそしてごめんなさいということ。
  どうしようもなかったとはいえ、やっぱり申し訳なかったって気持ちがあります。

 

  そして見たからこそ思うのは、みらいは明るいと思えたこと。バトンは繋がっていること。
  8代目が渡したバトンはしっかりと繋がっていて、9代目が必死にそれを繋いでみらいへ向かって走っているんだってこと。

 

  それから、青学がいる世界ってやっぱりいいなって思ったことです。
  リョーマ、かっこよかったよ。


  1回目を見た時に、流れ出すBGMが勝利への躍動で思わずなんか泣きそうになって。もうBGMなのに声が聞こえる気がするんですよね、よく知った声が。
  お稽古の映像が流れて、ほんとああいうのを見るたびに思うんですけれど、想像できないくらいにきついのだろうなあ。でもそれを経て王子様になるって、ほんとすごいなって。この日のために、血の滲むような思いを彼らはしてきたんだなって短い映像でも思うことができた。
  写真がぶわーってきたあと、24/365で飛び出す青学のかっこよさったら。なんかもうきらきらしてるし、はじめましてなのにそうじゃない気もするし、なによりキャラクターがいるって世界が優しくて、リョーマがタカさんに持ち上げられて跳んだあとにセリフを喋って、なんか泣けてきました。
  新しいリョーマは、薄い色の瞳がきらきらとしていて、すごく楽しそうに笑っているなって思いました。

 

  よく知った曲だけど声や歌い方や、振り付けも変わってて。なんていうか、ほんとうに新しい波がやってきたんだと思った。
  きっとこの感情を、いままでファンの人たちも感じてきたんだろうなと今なら思います。ほんと観る前は複雑でさみしいって思ったくせに、はじまったら目の前にいる青学に目を奪われてしまう。でもどこかで、何かを探す様にみているわたしもいた。失礼な話だと思う。でもそれくらい、別人なのにどこか似ていて、だからこそそのキャラクターを演じているんだろうなあなんて。
  目の前にいるんです、ちゃんといるんです青学。
  原作と同じく時間は進むし、彼らは氷帝戦を経たあとの時間にいる。これから迎える戦いや、彼らが歩む道を知っているからこそ、セリフや表情ひとつひとつが大切に思えてきた。

  六角もすごく、六角だ……みたいな感情で。首藤実際に動いてるのみて、いやほんといるすごいみたいな気持ちになってしまいました。
「初登場です」
  その言葉に、なんとなくルドルフ初日を思い出したりね。
  初登場ってすごいし、あの少ないなかで役作りとかってほんとうに大変だろうなあ。でも少ないからこそ自由度があるのかもしれないと、いままでの公演に出た新キャラ扱いの彼らを思い出した。
  あと葵剣太郎めちゃくちゃ可愛くて、ありがとうって思いました。試合が楽しみ。

 

  決戦は2ヶ月後、で暗転するの最高にかっこよかった。ハンカチこの時点でめっちゃ濡れてて自分でもひきました。

 

  それから、キャラクターではなくキャストとして話す時間が長くあった。まだキャストさんの名前一致がうまくいかないので、キャラクターの名前のまま書きます。

  ぼんやりとした記憶で書くので間違っている部分ありましたら、ご指摘していただけると嬉しいです。
  でもこの時、手塚とリョーマすごくキャラクターを意識しているんだなあって思って見ていました。
  あとね大石役すっっっごく大石だな〜って思いました。 周りが話すとうんうんって優しい顔で頷いていて、あー大石だなって。これは大石。チーム問わずに優しく頷いていて、やっぱり大石役ってそういう人がなるんだなあって思ったり。

 

  お披露目ということで8代目がそれぞれの回にゲスト出演をして、キャラクターと並んだ時。
1回目に神里さんと不二くんが並んだ時に、なんだか不思議な気持ちだった。ちょっと前までキャラクターやってたのに、いまは違うんだってわかってしまった。
  アドバイスを聞かれたくないからって耳元で長く喋ってたんですけど、不二くんは小さく頷きながら聞いていた。ちょっと硬い表情だったから、すごく緊張したんじゃないかななんて思ったり。

 

  涼星くんと乾が並んだ時は、ノートの受け渡しがあって思わず涙ボロボロ出るし、すごくすてきだなあって思いました。だってノートだもんなあ〜乾にとってノートってすっごく大事なアイテムで、それを継ぐってほんとうに言葉にできない感情がぶわってこみあげてきた。
  当の乾はうそでしょ!みたいに驚いた顔をしていて、嬉しそうに受け取っていました。すごく嬉しそうな顔をするなあ。動物に例えるなら犬っていっていましたが、なんとなく思い出すと納得します。

 

  眞嶋くんと桃ちゃんが並ぶと、眞嶋くんはすぐ桃ちゃんを褒めていた。きらきらとした目で桃ちゃんをみていて、少し照れくさそうな顔で桃ちゃんが笑っていた。森山さんも混ざって話している様子をみると、キャラクターが愛されているんだなあってみてて胸が温かかった。
  眞嶋くんの桃ちゃんはほんとかっこいい先輩で、あんな先輩いてほしかったなあって原作を読むときの気持ちを思い出させてくれて。きっと今いる桃ちゃんもそうなるのかな、なるといいなあなんて思ったり。

 

  2回目は財木さんと滝川くん、立くんがゲストでした。

  アドバイスを送る時に立くんのおてての動きが、あまりにも大きくて思わずかわいらしくて笑ってしまいました。ほんと一生懸命お話しして、会場も見て、そしてカチローにエールを送っていまいた。
  いまいるカチロー、ちっちゃくて可愛くてボーイソプラノだしにこにこってしながらお話聞いていて、あのふたりが真ん中に立っている時すごくかわいい空気が強すぎてすごかった……。なんかすごかった。

 

  滝川くんはタカさんに、声の出し方を伝えていました。やっぱり喉を痛めやすいんだな〜って話を聞きながら思っていて、タカさんたしかにラケットを握ると大変だもんなって。タカさん真剣な顔で聞いていたし、ほんと公演が楽しみだなあって思いました。
  9代目のタカさんは好きなセリフのチョイスが最高で、思わず泣きそうになりながらそのセリフすきわかる……って思ったり。
  正直すきなセリフについてはカツオが全部持ってったけど(跡部の真似すごすぎてやばかったし、ひとりだけ緊張してない様子やばい)タカさんほんとそのセリフか〜〜ってなって嬉しかった。ほんと公演がたのしみです。

 

  財木さんと手塚が並んだ時、わたしの席から手塚がすっごくみえて。もうまばたきしている?ってくらい目をがっと開いて、ただただ財木さんの言葉を受け取っていた。緊張気味な顔で聞いているようでした。
  もう財木さんと手塚が並んでいるって光景が、なんだか不思議さが1番あって、こうして思いを受け渡す瞬間をみれるってありがたいなあなんて思いました。たのしそうに財木さんが笑うのと、ガチガチに緊張気味の手塚が並んでいるのを見て、これもいつか過去になってまた未来に繋がっていくんだろうなあって思いました。
  手塚ほんとうに緊張していたって顔だったけれど、なんかすごく手塚だなあって。ぼんやりとした感想なんですけど、手塚だなあって。

 

  3回目では古田くん、本田さん、志茂くんの3人でした。
  あまりに六角と青学が慣れている!と話す古田くんと、その言葉につっこむ本田さん。笑っている志茂くん。なんだか不思議なんですけど、この3人が今回のお披露目ゲストで1番大人に見えました。いままでよりずっとずっと大人に見えて、役じゃない彼らを俳優としてやっとみれたのかなあってわたし自身思いました。

  慣れているとか、自分たちより公演やってる?って3人の言葉にまっさきに「いや……」って首を振ったの手塚で、そんな彼は3人をじっとみつつちょっと小さく見えました。

 

  志茂くんが堀尾にアドバイスするとき「あ、眉毛繋がってる」って嬉しそうな声。そのまま堀尾の眉について整え方のアドバイスに入って、その細かい言葉ひとつひとつが志茂くんの堀尾への思いやこだわりを感じて、トリオすっごく好きだからありがとうって感謝しかなかった。この時になって、そっか次公演に行ったらトリオは新しい彼らが演じるんだなあみたいにぼやーっと考えたりしました。
  なんかほんとお兄さんの顔でアドバイスしていましたね。すごく大人に見えた。

 

  本田さんはラケット持ってて会場がああ〜(;_;)みたいな空気になって、「自分だけのラケット回しを見つけてほしい」と話しだして、なんかもう胸いっぱいでだめだった。
  本田さんは会場に来て、大石菊丸ふたりに話しかけたり、ほんとうに菊丸も黄金ペアも大事にしてくれたんだなあって感じさせる言葉ばかりで、すごくすごくかっこよかったです。
  ラケット回しもくせがでるものとお話ししていて、何かの映像で本田さんがラケット回しについて語っているのを思い出しました。
  本田さんほんとうにかっこいい菊丸だったし、でもかっこよさのなかに可愛らしさや幼さもあるっていうすごい菊丸だったなあって思い出してしまいました。ドリライでは1番アイドルだったし、ほんとうに菊丸のいろんな面を見せてくれた方でした。

  そんな本田さんからバトンを繋ぐってほんとうにハードルが高いと思うのですが、いまいる菊丸も頑張ってほしいし公演でその笑顔を見るのたのしみです。

 

  そして最後が古田くんで、やっぱり彼もラケットを持っていました。でもリョーマと並ぶと、ああ俳優としてここにいるんだなあって気持ちが溢れて、いままでリョーマを演じた彼がリョーマと並ぶのがほんとうに不思議だったけど、目が離せなかった。
  ラケットを渡したり受け取ったりしていたんですけれど、ある時リョーマがぐっとラケットを握って離さなくて、そこになんだか泣けてしまいました。古田くんが何度もあのやりとりをした事に、何か意味があったとしてもなかったとしてもそれは本人しかわかりません。けれど、あのラケットの受け渡しでまるでリョーマとの決別というか、ある意味お別れのように見えてしまって、なんかもうね。
  しっかりと古田くんが必死に走って繋いだものは、こうして受け継がれたのかなあなんて思いました。みれてよかった。

 

  3人が帰った後、あれがリョーマだって森山さんが話した時に涙ぶわってくるし、リョーマがきらきらとした顔で生意気さを学ぶって頷いていて。

  全然生意気そうに見えないし可愛らしさが目立つかもしれないけど、彼のリョーマもきっとテニスを楽しむんだろうなって思いました。楽しんで、試合の中であの笑顔を見せるのかなって。なんだか楽しみになりました。

 

  さいごにNWを踊るんですけど、やっぱり歌声も振り付けも違って、でもテニスの王子様の世界はそこにあった。リョーマも青学もいる、六角もいる。
  大好きな人たちが、彼らに重くて苦しくて、そしてきらきらと輝くバトンを残して去って。それを受け取った彼らはそれを受け取って必死に走っていて、その姿を応援したいって思いました。


  まさに新しい波が、新たな時の流れが押し寄せて来たって思いました。
  NWは8代目が3rdシーズンの幕開けと共に歌い幕を閉じる時にも歌ったけれど、その閉じた幕を再び開けて新しい波を9代目が起こしてくれました。
  この曲がきっと、この先も3rdシーズンと共にあるのだろうなとぼんやり思いました。

  お見送りがあったのですが、リョーマが「がんばります」って笑顔で頷いてくれて、なんかこの人たちのみらいが明るく輝くものになればいいなって、そう思いながら会場を出ました。

 

  なればいいと思いながら、そうなってって強く願う気持ちもあります。大好きな人たちが繋いだものだからというのもありますが、大好きな原作の世界を守って欲しいからです。原作あっての舞台ですし、キャラクターと作品を背負う以上責任を持って欲しいって勝手に思っています。
  森山さんがさいごに「責任」という言葉でお話をされていましたが、重たいけど大事な言葉だと思いました。

 

  先月に行われたテニフェスにキャストさんも参加して、たくさんの人がこの作品を本気で愛しているってきっと伝わっていると思うので、この作品を大切に守って演じてくださるとうれしいなあって、ちょっと思っています。
  この話をすると先代のはなしにもなってしまうけれど、やっぱり背負うものが大きいからこそ注目を常にされていて、それって大変だと思いますがやはりその道を選んだ以上責任と共に歩んで欲しいなって勝手に思っています。
  やっぱりわたしはどれほど舞台をすきになって恋をしても、原作が大好きでそれこそ愛しているのでその世界を大事にして欲しいっていまも思っています。
  面倒なオタクだなって自分でも自覚しています。でも大事にして欲しいって思いが強いし、これはファンとしての個人的な意見だしブログだから好き勝手におはなしをしています。

 

  なんだか変に脱線をしましたが、彼らの演じる姿を見るのがたのしみです。どう演じて、その時間やみらいを生きてくれるのかたのしみです。

  やっぱり会場はTDCがいいし、彼らをそこで見てやっと「はじめまして」ってなるのかもなあ。お披露目が「はじめまして」だったけれど、やっぱり見慣れた会場でみてやっとわたしのなかの時間も動き出すのだと思います。
  ひとりひとりが必死に走っているって、もうこの時点でとても伝わってきたので、本番まで後少し。心からたのしみにしたいと思います。

 

  8代目は8代目の記憶として、ずっとずっと大切に胸にしまって、でもたまにその引き出しを開けて話したい。大好きな彼らのこと、あの特別だった時間のこと、そしてリョーマのこと。たくさんの思い出があるから、いくらでも振り返って話したくなってしまう。振り返ったら、いくら時間が足りないくらいたくさんの思い出があるから、この先も思い出したらいろいろ書くかもしれない。

  だって彼らはわたしにとっての初代だから、はじめて出会った現実のテニスの王子様だから。

  あの暗闇から現れたリョーマを、わたしはこの先もずっとずっと忘れない。またねもひさしぶりも、ばいばいも、全部覚えて生きていく。

 

  それと同じで、9代目も大切にひとつひとつの公演を見て、いつかみらいのわたしが楽しかったって話したい。きっとお披露目のことを、彼らが笑う日が来る。そのときまで大事にこの日の思い出を、9代目だけの引き出しにしまっておきます。

 

  また、朝は雨が降っていたのに始まる頃にはすっかり止んで晴れた青空がありました。
  だれかが「お天道様も味方」とトークの中でもお話ししていたので(涼星くんだったかな)きっとそうなんだな〜って思います。
  彼らの門出を祝うような空でした。

  そして、やっぱりわたしはみらいのTDCで彼らを待ちたいって思いました。楽しかったって思いました。8代目と同じくらいに、きっと好きになるのかな。

 

  そして今日は縦断イベントです。
  新しい青学を見た後のイベントということで、妙な緊張感もありますがたのしみです。

  今日も晴れますように。

 

追記

 

やっぱりわたしは8代目がすきです。

だから、重たくても輝くバトンを、責任を持って突っ走ってほしいなって改めて思いました。

本番で最高のものをみせてくれることを、心から楽しみにしています。

やっぱりさみしいってはなし

テニミュ 日記

  今日は、お披露目がある。

  新しい青学、9代目のお披露目だ。
  運良く参加できることになったのですが、ちょっと前から8代目の卒業に向けた感情が溢れてしまってどうしようもないので、文字にしている。
  きっとこれいましか言えないから。終わったあと、泣いて笑って、たのしかったって言いそうだから。でもさみしさだってあって、ぐちゃぐちゃの感情でわたしは混乱してしまうだろうから。朝のうちに、さみしいってシンプルな感情だけ文字に残す。

 

  前回の記事で、なんと名前を出して読んだよって記事を書いてくださった方がいた。すごく嬉しかった。お別れうまくできないって内容だったけど、正直なはなし共感しちゃって、しんみりしていました。
  あの時は、ばいばいってちゃんと出来てます〜さみしいけどつらくないよ〜って書いたけど、コメントやPPレポ見て涙ボロボロ出てやっぱしんどい、つらい、むりって友人にLINEを送っています。ちょっと前の自分といまの自分では気持ちの変わりようが激しいのかもしれない、今更だけど。

 

  だって「未練はあります」って言われるなんて、思わなかったんです。
  思わずその文字を見た瞬間にぼたぼた涙が落ちて、コメントを他の人読めなくなっちゃって。なんだよそれって、悲しくてつらくて、悔しくなった。だって悔いはないんじゃないのかって、そう思ってしまったから。きっと公演自体にはないのだろうけど、みらいにあるのかなあ。本人がちょっとでも、この先を演じたかったという気持ちがあるのなら、この卒業への悔しさがぶり返してしまう。
  卒業発表されたときに、悲しくてつらくて、悔しかった。全国までいってほしいって、願ってたから。リョーマvs幸村 すっごくみたかった。古田くんのリョーマで見たかったんです。もう悲しさのあまり、泣きながらむりむりって思ってました。今になってあの時のわたしが引っ張り出されたようで、いま朝を迎えて、朝が来てしまったってしんどさもあります。

 

  わたしはふるたくんのリョーマがすっごく大好きなので、ある意味区切りをつけられたのはPPでした。まさかことりちゃんになってると思わなかったし、一瞬誰かわからなくて頭殴られたみたいにぼやーってしちゃって、ちょっと時間をおいてから古田くんなんだなって認識した。ことりちゃん似合ってた。かわいかったです。
  1日目は黒髪だったから、どこかで引きずっていて、2日目でもういないよって本人から言葉にしなくても言われているようでただただ受け入れるしかなかった。丁度2日目で新しいビジュアルが公開されて、まさにリョーマが入れ替わったようだった。

  だって受け入れないと直視できないから。まっすぐ見て、段々と似合うなとか色んなこと思って、やっと古田くんは卒業したんだなあって思った。
  同一視していないはずなのに、1日目のNW踊るときにリョーマに見えて泣いてしまったけれど、2日目でやっとそこにいるのは俳優の古田一紀くんなんだなって思って改めて泣いた。
  あの瞬間に、あの時間に、わたしは越前リョーマの面影を探すのをやめたんだと思っていました。

 

  それから、次の舞台のチア男子のSNSをみて次はカズになっているなあって思ったり、チア楽しみだなあって思ったり、ある意味リョーマを考えないようにしていました。逃げです。
  けれどコメントでやりたかった試合があるって言葉とか、未練とか、そこばかり頭に残ってしまってさみしくなってしまった。改めて今までのパンフやアルバムや雑誌を読み返したら、眠れなかった。
  お披露目の前になって、わたしは改めてはじめて見た越前リョーマを考え始めてしまった。原作ではなく、現実で出会ったはじめてのリョーマのことだ。もう、色んな思い出が蘇って、さみしくなってたまらない。

 

  いまも正直、幕の向こう側に彼らがいる気がする。わたしがはじめて見た青学。
   「ひさしぶり」って、また笑ってくれそうな気がする。またあの背中を見れる気がする。ばいばいなんてなかったことにしたい。そう思ってしまった。

  けれど彼らはいないよって理解する自分もいて、でも青学がいない世界は本当にさみしい。彼らを追った短い季節は、わたしに大きな感動と一緒に同じくらいのさみしさを与えてしまった。いないってさみしい。

  大好きな彼らが描きたかったみらいを託した相手が、あと数時間もすればわたしの前に現れる。きっとまた、魔法を味わう。
  わたし、どうなるんだろ。わたしは彼ら以外の青学を知らないから、うまく切り替えられるのだろうか。
  キャストは変わってもキャラクターは変わらないってわかっている。わかっているけど、その理解とさみしさは別だから。やっぱりさみしいなーーーーーって思っちゃいます。

  でも不思議と不安感はなくて、だってあんなに信じていた彼らが託したバトンだから、みらいだから、不安はないんです。大丈夫きっとかっこいいって、今から思う自分もいる。
  でも爆発したさみしさは抑えようがなくて、ただただどうしようもない。
  リョーマと会いたいのに、その会いたいという感情を向ける相手はもういない人を指すから難しい。


  きっと原作と同じくらいにかっこいいリョーマが、いまも生まれる時を待っている。たくさんの期待と不安の眼差しの先でにやりと笑うはずだ。
  その笑みを見て、わたしはきっとまた好きになる。きっと、またリョーマを好きになる。そう思ったら、余計にしんどくなってさみしくなって、考えがまとまらない。


  まさか前日にぶり返して、朝まで引きずるとは思っていませんでした。
  ばいばいと言われてさみしくてつらい感情を誤魔化していたのに、その薄っぺらい皮を容赦なく剥がされてしまった。丸裸のこころはさみしさで満ちていて、めそめそと泣いてばかりで、この日がくるのほんっっとうに怖くて。

  でも、新しく生まれる青学の彼らはもっともっと怖いはずなんだろうなあって勝手に思います。
  理想をぐいぐい押し付けるような気持ちは持ちたくないけれど、さみしさが強くてどうしても複雑なこころで行くから、ちょっとトゲトゲした気持ちだってある。勿論歓迎する気持ちだってちゃんとある。けれど、正直どう会えばいいのかわからないのだ。客席で、ただただ泣いてしまいそうだ。
  きっと怖いだろうし、いまも緊張しているはずなんだろうなあ。
  わたしに出来るのは大きな拍手くらいしかないから、きっと感動する魔法を味わって大きく拍手を送るんだと思う。

  さみしいけれど、新しく生まれる青学たちがすてきな門出を迎えられるように、すこしでも楽しかった、よかったってほっとしてくれたら嬉しいなと思う。そんな日になればいいな。

  朝から冷たい雨ですが、きっと晴れることを祈って。